2023年2月4日放送の「ジョブチューン」はジャッジ企画『イオン総菜×超一流料理人』！日本一のスーパー「イオン」がジャッジに挑戦！従業員が選んだイチ押しメニューTOP10で勝負に挑む！「イオン」で本当に食べるべきメニューとは！？
イオン総菜 vs 超一流料理人
今回ジャッジ企画に挑戦したのは『イオン』。自信を持って送り出す「惣菜」を超一流料理人がジャッジ！
1年前のジャッジで9品合格の大記録を達成した「イオン」。前回の挑戦後、ジャッジに臨んだ商品はもちろん、それ以外の商品もほぼ全てリニューアルを敢行！進化した惣菜で全品合格を目指す！
前回唯一の不合格となった「肉餃子」は料理人に指摘された点を全て改良！その他、たっぷり野菜の「中華旨煮丼」、パリッと食感にこだわった「五目春巻き」、店舗で1本1本焼き上げる「だし巻き玉子」、冷めても美味しい「天丼」など人気の中華惣菜と和総菜をラインナップ！中華と和食の超一流料理人に挑む！
超一流料理人（和食・中華）たちのジャッジは…果たして！？
一流料理人7人が試食。7人中4人以上が合格なら「値段に見合った美味しいメニュー」に認定。
さて、結果は…
ジャッジ企画に挑戦したメニュー
今回「イオン」がジャッジ企画に挑戦したメニューは、従業員が絶対の自信を持つ10品。
・国産鶏の塩にんにく唐揚げ（胸肉）
・野菜を味わう！7種具材の中華旨煮丼
・北海道育ちのつぶあんおはぎ
・四川風麻婆豆腐
・W海老の季節の味覚天丼
・焼きおにぎりだし茶漬け
・絶賛肉餃子
・絶賛パリッと五目春巻き
・だし感じるジューシーいなり
・店内手作りだし巻き玉子
ジャッジ結果（合格・不合格）まとめ
10品中7品合格（満場一致2品）3品不合格
【合格メニュー】
・だし巻き玉子
・ジューシーいなり
・五目春巻き
・絶賛肉餃子 ＊満場一致
・焼きおにぎりだし茶漬け ＊満場一致
・W海老の季節の味覚天丼（桜海老）
・つぶあんおはぎ
【不合格メニュー】
・四川風麻婆豆腐
・中華旨煮丼（全員不合格）
・国産鶏の塩にんにく唐揚げ
【10位】だし巻き玉子
●店内手作りだし巻き玉子 429円（税込）合格
＊北海道・東北・九州・沖縄では取り扱いがありません。
（出典：https://www.aeonretail.jp/）
こだわりはふわっふわな食感と口いっぱいに広がるダシの香り。
使用するのはまろやかでコクのある国産の卵。これに合わせるダシは利尻昆布・日高昆布・国産鰹節をベースにイワシ節を加えた4つの出汁からとった風味豊かな白出汁。昨年リニューアルし、店舗で1本1本丁寧に焼き上げることにしたことで売上が4倍に。
【9位】ジューシーいなり
●トップバリュ だし感じるジューシーいなり 3個入り 235円（税込）合格
＊北海道・九州・沖縄では取り扱いがありません。
（出典：https://www.aeonretail.jp/）
噛んだ時のジューシーさが一番の特徴。
利尻昆布・鰹節・煮干しから取った出汁を皮に染み込ませるのだが、圧力をかけて余分な油を抜き、出汁が染み込みやすくすることで噛んだ時に口いっぱいに出汁の風味が広がる仕立てに。さらに従来のものから約10％薄くした独自開発した皮を使用することで出汁を吸いつつも歯切れの良い皮に。
【澤田】めちゃくちゃ上手かった。揚げを噛んだ瞬間、歯切れが良くてジュワっと。
【8位】五目春巻き
●絶賛パリッと五目春巻き 5本入り 429円（税込）合格
＊北海道・東北・九州では取り扱いがありません。
（出典：https://www.aeonretail.jp/）
各店舗で一日数回手作りで揚げる商品。
スーパーの総菜はどうしても時間が経って食べられるので、時間が経っても皮はパリッと、中はジューシーにリニューアル。
中の餡はオイスターソースをベースに、タケノコは食べ応えを出すため大きめにカット。最大のこだわりである皮は小麦粉に水あめと粉あめを混ぜ合わせ、水あめで照りとツヤ、粉あめでパリッとした食感を出すように設計。さらに皮は0.4mmと薄めにすることで時間が経ってもサクサク感が楽しめる仕立てに。
【古藤】餡に関してもタケノコの食感もすごく良く味も良い。ただ、春巻きは揚げ方と巻き方の料理。春巻きに巻くものは2つあって、餡と空気。空気が巻けてない。1週目はキツく巻き、2周目はふわっと巻くことで皮の隙間に油を入れてサクッとさせる。冷凍から揚げて5分は短い。温度・巻き方を調整することができたら完璧。
【7位】絶賛肉餃子
リベンジ
●絶賛肉餃子 12個入り 429円（税込）合格 ＊満場一致！
＊九州では取り扱いがありません。
＊一部地域では価格が異なります。
（出典：https://www.aeonretail.jp/）
前回は肉肉しさを追求した商品だったが、肉感はあるがジューシーさが感じられないと不合格。
肉感をアップさせるため以前は鶏肉を加えていたが豚肉だけに変更し量も倍増。さらに豚肉は粗挽きと細挽きの2種類を使用することでジューシーかつ肉感も感じられる仕立てに。そして香りの良い国産に変更したニラ、さらにキャベツはカットを細かくすることでよりジューシーさと肉感が感じられる餃子に。そして皮は通常より多めに水分を加えることで冷めてもモチモチ感が持続。
去年食べたときから大きく変わっている。色んなバランスをとるのは本当に大変なので頑張ったのだと思う。
【有島】皮のモチモチ感、餡のジューシー感、塩味の塩梅のバランス感。1個約35円ちょっと。素晴らしい。コスト大丈夫か心配するくらい素晴らしい商品。
【6位】だし茶漬け
●焼きおにぎりだし茶漬け 375円（税込）合格 ＊満場一致！
＊北海道・東北・九州・沖縄では取り扱いがありません。
＊一部地域では価格が異なります。
（出典：https://www.aeonretail.jp/）
近年デパ地下や出汁専門店でも扱われる人気のトレンド商品「だし茶漬け」。
イオンは創業130年の老舗醤油メーカー「久原醤油」と共同開発してレンジで3分温めるだけで出汁が溶け出す焼きおにぎりだし茶漬けを発売。鮭にワカメや錦糸卵など具材が豊富な商品で、最大の特徴はアゴ出汁を配合した白出汁。あっさりしながらも旨味が深い味に。さらに焼きおにぎりには魚介エキスを配合した醤油ダレを塗っており、より深い味わいに仕上げている。出汁の中で焼きおにぎりをほぐすと醤油ダレが出汁に溶け出し、魚介の旨みも混じり合い奥深い味わいに。
【神谷】とてもおいしかった。つゆの中に入れたら焼きおにぎりだからしょっぱくなるのではと心配したがちょうど良く、つゆの香りも良く、卵も良い仕事をしていた。便利なので家に買って置いておきたい。
【5位】季節の天丼
●W海老の季節の味覚天丼（桜海老） 537円（税込）合格
＊北海道・東北・九州・沖縄では取り扱いがありません。
（出典：https://www.aeonretail.jp/）
海老2本に加え、定番のイカや大葉、そして駿河湾産の桜海老を使用したかき揚げ、さつまいも・レンコン・かぼちゃの7種類の天ぷらが味わえる天丼。
天ぷらは全て店内調理。コーンスターチを加えたてんぷら粉を使用し、あえて固めの衣で揚げることで、タレを吸っても形が崩れず、時間が経っても衣の食感が残るように。そしてタレには水あめなどを加えることで粘り気が生まれ、時間が経っても下まで染み込まずご飯がべちゃつかないように工夫。
【神谷】天ぷら自体の衣もちょうど良い具合で揚がっていて、電子レンジで温めたら美味しくなるだろうなと思って合格。温かかったら満点。
【4位】四川風麻婆豆腐
●四川風麻婆豆腐 321円（税込）不合格
＊北海道・東北・九州・沖縄では取り扱いがありません。
（出典：https://www.aeonretail.jp/）
5年の歳月をかけてリニューアルした商品。
甜麵醬・オイスターソースで旨味とコクを加え、数種類の唐辛子を混ぜ合わせた四川豆板醬を以前より増量し辛みをアップ。最後に花椒を加え後味にもしびれるような辛さに。最大のこだわりは舌触りの良い絹豆腐ではなく、あえて水分量の少ない木綿麩を使用。さらに木綿豆腐を一度蒸し、より水分を抜くことで、特徴である辛さが引き立つように仕上げている。
【澤田】旨味・コク・深みがない。麻婆豆腐をもう一度イチから学んだ方がいい。パッと言えることは四川豆板醤にピーエン豆板醬を足してコクを出す、山椒は加熱すると飛んでしまうので別添が一番。
【3位】つぶあんおはぎ
●北海道育ちのつぶあんおはぎ 129円（税込）合格
＊北海道・九州・沖縄では取り扱いがありません。
（出典：https://www.aeonretail.jp/）
北海道産の風味豊かな小豆を使い本格的な味に仕上げおはぎ。
イオンのおはぎの特徴は一般的なおはぎ（80ｇ）より大きい110g。消費者から甘すぎると指摘があった糖度は43から40に変更。甘さを抑える一方、あんこともち米の配合を5：5から6：4に変更し、つぶあんの食感が感じられるように。「紫さやか」の小豆を使うことで見た目からしっかりとあんこの華やかさが感じられる。
【神谷】すごく美味しかった。小豆も2時間でこれだけ柔らかく戻っていて甘みもちょうど良い。満点。
【2位】中華旨煮丼
●野菜を味わう！7種具材の中華旨煮丼 537円（税込）不合格
＊北海道・東北・九州・沖縄では取り扱いがありません。
（出典：https://www.aeonretail.jp/）
各店舗で調理。1日に必要な量の半分、たっぷり175gの野菜がとれる商品。
餡は醤油ベースに牡蠣エキス・ホタテエキスを使用。海鮮の風味を感じつつ野菜の風味も損なわない味付けに。そして白菜・玉ねぎ・人参などの野菜、その調理法にもこだわり。野菜と餡と合わせてスチームオーブンで約10分間火を通す。これにより餡と野菜がしっかり絡まり一体感のある味に。仕上げにごま油を加えることで香りとコクもプラス。
【神谷】酸味と甘みがわーっときて何の味なんだと探していたら、ニンジンがすごい多い。この中で一番クセがあるのはニンジン。ニンジンを一緒に炊くとニンジンが勝ってしまいクセが出る。ニンジンを別に茹でるとクセが弱まる。ちょっと一緒にやりすぎた。
【1位】塩唐揚げ
より高みを目指すリベンジ商品
●唐揚げ唐王 国産鶏の塩にんにく唐揚げ 100ｇ257円（税込）不合格
＊北海道・東北・九州・沖縄では取り扱いがありません。
（出典：https://www.aeonretail.jp/）
より高みを目指したリベンジ商品。
使用するのは風味が良い国産鶏むね肉。これにオリジナルのチキンブイヨンと7種の野菜と果物を漬け込み、3種の塩（岩塩・焼塩・藻塩）で味付けすることで肉の旨みを引き立て風味豊かな味わいに。
そして時間が経っても衣の食感が変わらないオリジナルのバッターを開発。衣のつなぎのバッター液を肉汁を閉じ込めるコーティング効果のあるものに改良。これにより衣への水分移行を防ぎ、衣がべちゃつかない仕立てに。
【澤田】鶏むね肉を唐揚げにしてどうなんだろうと考えたが、どうしても冷たい状態は硬かった。衣は良くなってたと思う。肉自体が硬くなっていることが一番大きく気になった。
＊本記事に掲載されている情報は記事作成時点のもので、現在の情報と異なる場合があります
まとめ・感想
前回（9品合格）を大きく下回る7品合格。
満場一致合格が2品あったものの、満場一致不合格も1品。
リニューアルが失敗したのが痛かったかな。
ところで、惣菜の評価をする料理人が和食（3人）と中華（4人）というのはどうなんだろう？
中華総菜、和食総菜でそれぞれ7人のプロに評価してもらうのが筋だと思うんだけどなぁ。。。
他のチェーン店のジャッジに比べて有利すぎると思う。
大阪・西天満「中国菜 エスサワダ」総料理長
和食やフレンチを取り入れた中華料理で新風を巻き起こし、オープンわずか11ヶ月でミシュラン1つ星を獲得。
以来、6年連続でミシュランガイド1つ星を獲り続けている中華料理界の風雲児。
東京・南青山「青山はしづめ」グループ料理長
創業70年の老舗製麺会社が手掛けるミシュラン1つ星の名店。料理によって50種類以上の麺を使い分ける麺のスペシャリスト。
ミシュランガイド
「広尾 はしづめ」は2018年・2019年の『ミシュランガイド東京』で1つ星を獲得しています。
都内随一和牛会席の名店、日本橋「おにく花柳」
ミシュランガイドで8年連続1つ星を獲得（2016年版～）
東京・麻布「麻布和敬」
2018年 愛媛の日本料理店で唯一ミシュラン2つ星に選出。移転した東京でもミシュラン1つ星に選出（3年連続）。
［参考］「イオン」過去のジャッジ結果
▼ 2022年2月5日放送の「イオン」ジャッジ企画の結果
その他の『ジョブチューン』の記事はこちら↓
▼TBS「ジョブチューン」
2023年2月4日（土）19時00分～21時00分
出演：ネプチューン（名倉潤・原田泰造・堀内健）バナナマン（設楽統・日村勇紀）土田晃之 山本里菜(TBSアナウンサー)
ゲスト：宇野実彩子（AAA）濱田崇裕（ジャニーズWEST）ギャル曽根・別府ともひこ（エイトブリッジ）
【神谷】だし巻きに焦げ目をつけないように焼く温度が計算されている。温度が低すぎても引っ付くし、高くても焦げる。こういうものを作れるだけでも大したもの。